今年度の大学院地域政策科学研究科の「地域特別研究」では、4月から国見町をフィールドに、歴史に基づくまちづくり計画について学んできました。
このブログでも、国見町や白河市でのフィールドワーク、講師をお招きしての授業などについてご紹介してきました。
今日はいよいよ、町民の皆さんをお迎えしてのシンポジウム形式による中間報告会でした。







今回は、同じく国見町をフィールドに集落活性化について学んでいる岩崎先生のゼミとの合同で発表が行われました。
30名近くの院生・学生が一堂に会しました。



今日は防災訓練で多くの町民が集まったそうで、その際に作られた芋煮が昼食でふるわれました。
もちろん福島流です(笑)。



役場では不在投票も行われていました。
明るい選挙運動のキャンペーンキャラクターがちょっと気になりました(笑)。



千葉大の木下先生による「千年村」についてのご講演ののち、いよいよA・B両グループの報告です。

Aグループは貝田地区を例に、まちに伝わる文化財を再評価し、盆歌にまちの人々の屋号が登場することに注目して、貝田地区の住民の結束力の強さを読み取り、それが歴史的に幾度となく見舞われた大火を経験して防災意識を高める力になっていったことを明らかにしました。
地域住民の主体性にもとづく歴史のほりおこしとまちづくりへの参画を強調していましたが、貝田地区の皆さんにも熱い思いが伝わったのではないでしょうか。



Bグループは、交通の要衝として商業で繁栄したことで藤田地区に建てられた洋風・和風建築の数々、また宿場町の歴史の名残りでもある水路などの価値ある歴史遺産を紹介しながら、その魅力が伝わりにくい問題点を指摘し、まちの中に当たり前のように存在している歴史遺産の魅力に目を向けて欲しいとアピールしていました。
もう少し自分たちで考えた具体的提言があると、報告の趣旨をもっと活かせたように思いましたが、郷土史会長の小川先生にもお誉めの言葉を頂戴しました。
小川先生のお話では、昔の藤田の七夕祭は豪勢で、「わざわざ仙台に見に行かなくてもよい」と言われたほどだったそうです。
いったいどんなものだったのでしょうか…。



岩崎ゼミ生の報告ののち、報告者たちが前に出て、菊地・岩崎先生からのコメントと、短時間でしたが、参加された地元住民との質疑応答がありました。



地域住民の皆様からは種々のご教示、またあたたかい激励のお言葉を頂戴し、感謝申し上げます。

今回はあくまでも中間報告会で、まだ数ヶ月は続きますが、院生の皆さん、とりあえずおつかれさまでした。
国見町の関係者の皆様にも、貴重な学びの場をご用意いただいたことに感謝申し上げます。
ラストに向けて、皆で気持ちを入れ直してがんばりましょう。
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