今年も博物館実習の第一陣が始まりました。
前半は郡山市歴史資料館にお世話になります。

1年目は古文書の裏打ち実習、2年目は博物館の展示案構想づくり、昨年度はパネルなどの展示づくりを見学させていただきました。
今年度は、史料の目録づくりです。
まずは史料の運び出しからです。





史料は、個人宅の蔵にあったものをレスキューしたものだそうです。
既にもんじょ箱と中性紙封筒に入れて整理されていましたので、封筒の表書きに必要な情報を記載していきます。





表題をつけること一つをとっても、くずし字が読めなければ何もできないことが往々にしてあります。
くずし字を習い始めてまだ2か月ほどの学生たちは四苦八苦していましたが、それでも学芸員の先生の指導をうけて少し読めたり、内容がわかったりすると、反応が違ってきます。
知ること、わかることへの感動や喜びが素直に表われるのが、うちの学生たちのいいところでもあります。





なぜかビスケットの外袋も入っていました。定価50円、販売価格45円だそうです。



手紙の書き方の用例を記した文書も出てきました。子孫に伝えるために作成されたようです。かなり長かったですが、ざっと見ただけでもなかなか面白かったです。





この5日間は、実習参加者にとっては意義あるものとなるはずです。
文化財を大切に思う心、歴史や文化を通じて地域のことを知り、考える姿勢など、学生のフレッシュな感性で学びとったことを、社会人になったあとも末長く大事にしてもらえると嬉しいです。
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