昨日(日曜)は恒例の研究会でした。
さて、私はどこにいたのでしょう(笑)。

仙台にて20130623

その研究会のメンバーを中心に、福島大学名誉教授の故小林清治先生の著作集を出そうと動いています。
私の怠慢もあり、何か発表できるほど進んでいませんので(冷汗)、詳しくはまたの機会に。

さて、小林先生といえば、研究者はもとより、県内の関係者であれば誰もがその名を知っているであろう、伊達氏研究の第一人者であり、福島県内の自治体史編纂に多く関わってこられた先生です。
伊藤喜良先生にうかがったところでは、1987年に行政社会学部が新設されたときに、教育学部の小林先生のポストを使って2名採用できることになり、考古学の工藤雅樹先生と中世史の伊藤先生が着任したそうです。
したがって、小林先生→伊藤先生→私、という福大中世史の流れが続いていることになります。
一応の「3代目」として、「初代」や「2代目」と違い、あいつはろくに研究も仕事もしない、と陰口たたかれないようにがんばらないと…(苦笑)。

行政社会学部の売りの一つが「多様な資格が取れる」ことにあり、工藤・伊藤両先生は協力して博物館学芸員資格を出す役割を担ってこられました(現在は菊地先生と私)。
2004年、学部数を増やせない中で理工系の学部を新設するための苦肉の策として、表向きは人文と理工の2学部、内実は教育・経済・行政と理工の4学部という、今の学群・学類方式が採られ、全学再編が行われました。
あわせて、学類の名称も変えなければならなくなり、結果として今の行政政策学類になりました。
2005年に第1期生を迎え、この3月で行政社会学部の在学生がいなくなったことで、名実ともに行政政策学類の時代を迎えたことになります。

行政政策学類は、法学・政治学・社会学・文学・歴史学・教育学など、多彩な専門分野の教員が集まっているところです。経済以外の人文系はだいたい揃っています。
ですから、実態としては人文学部、法文学部という名前がふさわしいのだと思います。
そう考えると、日本史の教員がいても不思議ではないでしょう?
でもやっぱり「行政政策学類」なんですよ…。

しかも「行政政策学類」の名前自体、福島で定着しているとは思えません。
多くの方が未だ「教育と経済なら知っているよ」とおっしゃいます。
「何というところですか?」と何度も聞き返されることも少なくありません。
もうすぐ10年というのに、県民にもなかなか覚えてもらえないみたいです(+_+)。

今の名前をよしとする人も、変えた方がいいという人もいるでしょう。
もし変わらないのであれば、やはり「行政政策学類でも日本史が学べる」ことをアピールしつづけるしかないのかな、とも思っています。
いつの日か、このブログを始めてよかったと思える日が来るように…。
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