5月には恒例の歴史学研究会大会が開催されます(今年は24・25日、駒澤大学が会場でした)。
昨年度は茨城史料ネットとともに活動支援のカンパを呼びかけさせていただきましたが、今年度は岩手・宮城・福島・茨城の4史料ネットが合同で行うことになり、初日の全体会では呼びかけ役をつとめてきました。

2日目は各時代ごとの部会に分かれて大会報告が行われます。
かくいう私も、2002年度大会中世史部会報告の大役をつとめさせていただいたことがあります。
そのときに一緒に報告した高橋修さん(茨城大)とは、奇遇にも3・11を機に、ふくしまと茨城の史料ネットの代表として再会しました。
ちなみに、24日の全体会で歴史学と歴史教育の問題を報告された今野日出晴さん(岩手大)は、私が母校である都立新宿高校で教育実習をしたときの指導教員でした。それ以来の長いおつきあいです。
縁とはいつどこでつながっているかわからないもの、不思議なものです…。

今年度は特設部会「資料保全から歴史研究へ -いま、歴史研究に何ができるか-」が開催されました(写真は開会前)。



先の高橋さんのほか、宮城の平川新さん、佐藤大介さん、神戸の奥村弘さんが報告されました。
震災前後からずっとふくしま史料ネットに温かいご指導・ご支援をいただいている、これまた縁ある方々ばかりです。

各地の取り組みを拝聴していると、歴史資料保全活動の実績でも、研究成果への結実という点でも、福島はまだまだ遅れているなと思い知らされます。
むしろこれから、地域の歴史・文化遺産をいかにして救い、後世に伝えるか、本格的にとりくまなければならない段階です。
特に旧警戒区域はまったなしの状況です。

4報告にたくさんのヒントと刺激をもらいながら、福島の仲間たちとともに、いつか胸をはって福島の成果を語れるようになりたい、という気持ちになりました。
そして、たくさんのヒントと刺激を種にして、福島県内で少しずつ蒔いていくことで、いつか福島県でも歴史資料保全活動が実を結び、あちらこちらで花が咲きほこるようになることを夢見て、一つひとつ活動を積み重ねていこうという決意を新たにしました。
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