2014.05.10 地域特別研究
本学類の大学院は地域政策科学研究科といいます。
その中の特色ある授業のひとつに、地域特別研究というものがあります。
簡単にいえば、地元の自治体等と連携し、フィールドワークなどを取り入れながら、地域の抱える諸課題に実践的に取り組む学際的科目ということになります(→あってるのかな?)

今年度は、国見町から企画の提案があり、歴史にもとづくまちづくり事業に取り組むことになりました。
考古学の菊地先生が代表で、地域史の徳竹先生とともに、私も担当します。
また、国見町のまちづくり計画策定にかかわっている岩崎先生にもご協力いただいています。

今日はまず現地見学をして、まちづくりのイメージづくりに役立ててもらうことにしました。







最初は、旧羽州街道の小坂峠です。旧道と幕末開削の新道が残っていて、なかなかいい雰囲気を醸し出しています。







天気は快晴で、小坂峠から見る信達盆地の眺めは圧巻でした(^ ^)



信達三十三観音信仰の札所の一つである福源寺では、観世音講の伝統を守ろうとする地元の方々から、参拝者さながらにもてなしを受けました。
山菜料理、美味しかったです。ごちそうさまでした。







石母田供養石塔といって、元寇のときに元の使者として来日した禅僧である一山一寧の書を印した石塔もあります。
意外なところから世界につながっていたんですねぇ。



午後はまず、おなじみ?の洋館の見学です。
新出の資料を拝見させていただき、ついつい長居してしまいました。



続いて、鎌倉幕府と奥州藤原氏の一大決戦の地である阿津賀志山防塁です。南のあたりです。
二重になっている土塁と堀がわかるでしょうか?



御滝神社の湧き水は透きとおっていて、大きな鯉の姿が確認できました。



調査で何度もお邪魔したことのある貝田宿をまわり、奥州道中の跡を歩いてから阿津賀志山防塁の北側にまわり、見学は終了です。









今回見学してきた歴史・文化遺産を手掛かりに、院生の柔軟かつフレッシュな発想をどのようにまちづくりに生かしていくのかが、これから1年間の研究課題になります。

好天にも恵まれ、なかなか楽しい、充実した見学となりました。
参加してくれた院生の皆さん、ご案内いただいた国見町の関係者の皆様、まずは1日中おつかれさまでした。
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