前回の続きです。

午後の1番目は、軸物の取り扱いです。
桐箱から取り出した掛軸のひもを解き、矢筈を使って金具にかけ、作品を広げます。

20120920梱包実習(掛軸)01

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たいへんなのは逆の場合で、たけのこ状にならないようていねいに巻き戻し、矢筈を使って留め具から外します。

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そのまま、あるいは台の上に移して巻きなおし、紐下(当て紙)をはさんでから、ひもをかけて結びます。

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一度ではなかなか覚えられないので、懇切丁寧に指導していただきながら、何度も練習します。

20120920梱包実習(掛軸)12

資料調査でも軸物はときどき見かけますので、いずれ実習の成果が生かせるといいですね。


午後の2つめは、陶器の取り扱い方と梱包です。
まず、桐箱のひもを解いたあと、結び直す練習です。
箱にあらかじめひもは通してありますので、教わった手順に従って蝶結びに整えていきます。

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つづいて中の陶器を梱包するため、薄葉紙と生綿で綿枕を作ります。

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この綿枕を使って、箱の中から取り出した陶器を梱包します。
薄葉紙を手で細く裂いたものをしごき、紙ひもをつくって縛っていきます。

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このあと、梱包品を交換して、お互いのやり方を確認しながらひもを解き、陶器を元の桐箱に戻してひもを結び、梱包実習は終了です。
時間があったので、実習や美術品輸送についてのさまざまな質問を受け付け、一つひとつ丁寧に答えていただきました。

20130920梱包実習のまとめ

最後は情報処理センターに移動し、ネット上でのまとめテストを受けて終了です。
成績は…内緒ということで(笑)。
彼らの名誉のために言っておくと、よくできていました(・ω・)

私事ながら、こういう実習をやるたびに、着任前に学芸員資格をとっておこうと受講した、早稲田大学の夏期集中講座をなつかしく思い出します。
不惑を過ぎて学生になるとは思ってもみませんでしたが(笑)、自分にとっては一生の財産というべき、本当にいい経験、いい勉強をさせていただきました。

今回の学生たちにとっても、きっといい経験になったものと思います。
ヤマトロジスティクスのスタッフの皆様、今回もたいへんお世話になりました。有難うございました。
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