昨年度の博物館実習では、国見町貝田地区をフィールドに、地域の歴史・文化遺産に新たな光をあて、その成果を「貝田宿まるごと博物館」と見学ツアーとしてまとめました(前編 後編)。
今年度は国見町小坂地区をフィールドに設定し、履修生たちと郷土史研究の成果をざっと学んだのち、現地を訪問しました。

前日の猛暑とはうってかわり、外歩きにとっては好都合の穏やかな曇り空。
郷土史研究会の笠松さんのご案内で、まずは小坂地区の地形を確認し、江戸時代の絵図を見ながら羽州街道を歩きました。

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旧小学校を横目に左に入ると、旧小坂宿が見えてきます。
震災の翌年に被災状況を調査するために訪問して以来、幾度も訪れた場所でもあります。
江戸時代の宿場町の歴史を感じさせる古い建造物があまりないのが残念ですが、町割などにかつての名残りがあります。
少しは往時の風景を感じ取ってもらえたでしょうか。

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旧宿場町から先に進むと、小坂峠越えの旧道の登り口が見えてきます。

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江戸時代の元々の道(産坂)と近代に開削された道(慶応新道)がありますが、今回は少し傾斜が楽な後者を選びました。
元気な子どもたちだと15分で駆け登るそうですが、われわれは大人なので(笑)30分かけて休みながら登りました。
とはいっても山道なのでそれなりの傾斜はありますし、けっこう汗だくになってたいへんでしたが…。

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苦労して登っただけに、いつも以上に峠からの眺めは素晴らしいものでした。

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普段は閉鎖している峠の茶屋をお借りして、皆で少し早い昼食の弁当をいただきました。
一緒に出していただいた、国見町産の桃とプラムの美味しかったことといったら(・ω・)

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せっかく峠まで登ったので、宮城県側にある萬蔵稲荷を参拝。

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市街地に戻り、伊達成宗墓所を見学しに行ったところで、突然の雨に見舞われました。

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松蔵寺では、ご住職から寺の歴史や自らの戦争体験のお話を聞かせていただきました。

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その後、4年前の調査で新たに歴史資料の見つかった2軒のお宅を訪問し、あらためて拝見させていただきました。

今後は学生たちの意見などを踏まえつつ、地域の歴史・文化遺産の再評価と魅力の再発見につなげていく調査と成果報告会ができればと思っています。
お世話になった国見町役場の職員の皆様、郷土史研究会の笠松さん、ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
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