2月5・6日の両日にわたり、卒論発表会が行われました。
昨年度は8名を何とか1日で収めていたのですが、今年度は文化史ゼミだけで9名の予定でしたので、地域史ゼミの卒論・修論各1名と一緒に計11名で合同で実施することにしました。
結局、2015年度の文化史ゼミは8名が卒業論文を提出しました。

振り返れば11月、鎌倉へのゼミ旅行でたくさんの楽しい思い出をつくって帰ったのち、最後の卒論構想発表をさせました。
正直、今まで何をやってきたのかと言いたくなりました…というより、言っちゃいました。
何とかものになりそうなのがはたしてどれだけあるだろうか…かなりの不安に苛まれました。

12月もあと少しというところで、とりあえず下書きを出させました。
年明け早々に目を通したところ、はぁ……(+o+)
なんでそんなことまでしなければならんのだと、やり場のない憤りを覚えつつ、かといって無視して放っておくこともできず、文章のイロハから悉く手直しをして、真っ赤にして送り返しました。
彼らにしてみれば、かなりショックだったみたいですね…。
それから一人一人、目の色が変わり、深刻そうな青い顔をしながら卒論と格闘する姿が見られるようになった気がします。

そして卒論を提出し、週末の卒論発表会へ。

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自分のいいたいことをきちんと伝えることができた学生もいれば、時間配分がうまくできずに自分の主張を十分展開できなかった学生もいました。
フロアから次々とあがってくる質問に、頼もしくなるくらい自信をもって堂々と答える学生もいれば、しどろもどろになって答えに詰まる学生もいました。
卒論自体が大事なことは言うまでもありませんが、その成果を卒論発表会でみんなにわかってもらえるように伝えることができるかどうか、質疑応答にしっかり対応できるか、そこもまた大事なところなんです。

でも、どの学生も卒論と真摯に向き合い、本気で格闘し、努力の成果をしっかりとかたちにすることができたと思います。
そして、叱咤激励にきちんと結果で応えてくれた誠実さは、最大限ほめたいと思っています。

初日の卒論の発表が終わったのち、目にうっすら涙を浮かべて、研究室の前でずっと待っていた学生がいました。
最後の舞台である卒論発表会の場で、自分の納得いく発表ができなかったことが本当に悔しかったんだそうです。

たしかに、もう卒論発表会に臨むことはないわけだし、やりなおしはききません。
でも、自然とそんな気持ちになれたのは、それだけ卒論に真摯に取り組んだ証でもあります。
この悔しい気持ちを忘れないことが、いつか必ず人として大きく成長させてくれるものと信じています。
そして、そんな学生を自分のゼミ生として受けもつことができたことを自慢したいと思います。
こんなに真剣に卒論のことを考えているやつなんて、そうめったにいるもんじゃないよ。

2日目の発表会は土曜日ということもあり、卒業生が何人も来てくれました。
彼らの存在は、学類生たちにはいい刺激となったはずです。
そして的確な質問と助言には「さすが」と(ただでさえ細いのに、さらに)目を細めてしまいます。
4年生も卒業したら、こういう先輩になってもらいたいものです。
かんのくん、しょうたくん、とおるちゃん、そして地域史のあすかちゃん、ししどくん、どうもありがとう。
しょうたくん、とおるちゃんには差し入れまでいただいてしまいました。気が利く大人になったねぇ(笑)。
フル回転して酷使した脳を、糖分がやさしくいたわってくれました。
ごちそうさまでした。どうもありがとう。

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最終日の夜には、考古学・文化史・地域史3ゼミ合同での慰労会が催されました。
それぞれのゼミの人数が多くなったことで、年度初めの新ゼミ生歓迎会と年度末の慰労会は、一堂に会する貴重な機会となっています。

しっかりと卒論のことを話す者もいれば、しきりに反省の弁を述べる者もいたりと、これまた悲喜交々でした。
何にしても、発表を終えた学生・院生の思いの込められた一言一言は重みがあり、いずれ卒論・修論を書くことになる後輩たちへの生きたメッセージとなったはずです。
とはいいつつ、その教訓をなかなか生かしてもらえないがために、来年度も苦労するであろうことは今から目に見えているのですが…(苦笑)。

何はともあれ、おつかれさまでした。
みんな楽しそうでよかったよ。おれは疲れたけどね…。
続きは追いコンの席にて。

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