震災後から途絶えていた富岡町文化財保護審議会が再開しました。
不肖、私めも委員を拝命し、出席してきました。

富岡町審議会 (2)

富岡町審議会 (1)

自分以外は富岡町の方ばかりで、しかも委員の経験のある方々が多かったのですが、そんな中で委員長の大役を仰せつかることになり、責任重大です…。

審議は、震災後初めて再開したこともあり、これまでの富岡町の博物館資料の文化財レスキューの話から始まりました。
学生たちと相馬市内の一時保管場所で一所懸命作業に取りくんだのは、もう3年も前なんですね。
あの時にがんばってくれた学生たちも、いまでは立派な社会人です。

富岡町文化財レスキュー2012
(2012年の時の、今となっては懐かしい作業風景です)

その後、富岡町の先駆的取り組みである、歴史・文化等保全プロジェクトチームの活動報告をうけて、委員の間で活発な意見が交換されました。
当然と言えば当然なのですが、非常に意識の高い委員さんばかりで、しかも皆が富岡町を愛し、現状に危機感を抱いて何とかしたいという強いお気持ちを持っておられるので、たいへん心強いものでした。
震災遺産という新たな保全対象、復興にともなう埋蔵文化財の問題などにも説明と議論が及び、(おそらくはもっと早く終わることを想定していたのかもしれませんが)気付いてみると会議は2時間を越えていました。

富岡町の関係者の皆さんの熱い思いをしっかりと受け止め、福大教員の一人として、またふくしま史料ネット代表として、これからもできる限りの支援を続けていきたいという気持ちを新たにしました。

12月にまた被災資料記録整理で、同僚の先生方や学生たちとお世話になりますが、またよろしくお願いします。
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