11月下旬頃から、気持ち的に全く休んだ気のしない毎日が続いています。
スケジュールを見たら、びっくりするぐらい予定が詰まっていて、我ながら茫然としています…。

卒論提出まで1か月余りとなりましたが、11月後半から平日の夜に続けてきた4年生たちとの卒論相談会も、残すところ1名となりました。
不安を言い出したらきりがないですが、とりあえず背中を押せるところまで辿り着いたので、あとは各自で迷わず、ひたむきに走っていってもらいたいものです。

今日は授業の年内最終日でもありました。
学生たちは早くも冬休み期間に入ります。
1月から4年生は卒論に集中する時期になるので、この顔ぶれでゼミとして顔を合わせるのも、今日が最後です。
今の4年生たちが3年生のときも、頼りにしていた4年生がゼミを離れた途端、「自分たちが上級生としてゼミを引っ張っていけるんだろうか…」とでも言いたそうな、不安げな表情をしていました。
でも、約2年間のゼミを経験して、ずいぶんと成長したと思います。
「おつかれさま」というにはまだ早いけれど、とりあえず「ありがとう」とだけ言っておきます。

そんなゼミの最中に、また来年度も新しい仲間を迎えられることが判明しました。一安心一安心…。
年明け早々に顔合わせの機会を設けたいと思っています。
きっとまた、いい学生たちが集まってくれることでしょう。

さて、夜からは年内最後の古文書学実習、古文書記録整理でした。
3年生だけになってさびしくなったと思いきや、学外から何人ものボランティアが来てくださり、けっこうにぎやかになりました。

20151218古文書学実習b (8)

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今日は何と言っても、半年近くかけて固着した紙を剥がしながら撮影を続けてきた横長帳の作業が、ようやく終了しました\(^o^)/
関わってくれた皆さん、どうもありがとう。

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年内最終だったからでしょうか、大人たちがたくさんの差し入れを持ってきてくださいました。
さながらクリスマス前夜祭のようです(笑)。
お心遣いに感謝申し上げます。

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(S藤さんからいただいた熊本みかん)

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(K野さんからいつもいただいている福島りんご)

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(K家さんにいただいた、たくさんのお菓子)

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(そしてわたしからは、時宗総本山遊行寺の門前町で買った和菓子)

そういえば、FUREのキャラクターのめばえちゃんもクリスマス仕様でした。

めばえちゃん クリスマス (1)

めばえちゃん クリスマス (2)

2015年も残すところ約2週間となりました。
自分自身のやるべきことはまだまだたくさん残っていますが、とりあえずゼミ生そして博物館実習・古文書学実習の履修生の皆さん、いろいろと手伝ってくれて、どうもありがとう。
いつも足を運んでくださるボランティアの皆さんにも、この場を借りて感謝申し上げます。
古文書学実習は1月から再開しますので、またよろしくお願いします。
今日は、福島大学として出展するイベントに、研究振興課からお声がけいただいて参加してきました。

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場所は仙台国際センター展示棟。

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つい先日、地下鉄東西線が開通し、目の前に国際センター駅ができあがりました。

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初めてだったこともあり、仙台駅での乗り換えが分かりにくく面倒でしたが、それでもだいぶ便利になりました。

展示ブースに行ってみたら驚き。
LED照明でポスターが光り輝いているではありませんか(笑)。
特殊な用紙らしいですが、他のブースと比べても明らかに目立っています。効果覿面!といきたいところです。

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いつも資料を撮影している様子を再現し、急遽パソコンで画像を見せることにしました。
報告書とか書籍を並べておけばよかったかな…。ちょっと失敗しました。

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地域連携をアピールしたい研究振興課の意図もあって、声をかけていただきましたが、イベント自体は理系の研究がほとんどでした…。
反応はというと…正直、やはり寂しかったですかね。

話は変わりますが、すぐ近くには仙台市博物館があります。
今まではバスで訪れていましたが、地下鉄の開通で、だいぶ便利になった気がします。
昼食でレストランに行こうとしたところ、ちょうど「せんだい再発見!」展を開催していました。

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仙台市史編纂室の菅野さんがいらしたので、ざっとですが、文書をご案内いただきました。
突然の訪問にもかかわらず、快くご対応くださり、ありがとうございました。
なかなかいい中世文書が出てますよ。足を運ぶ価値は大いにあります。
前半は1月17日まで、後半は1月19日~2月28日までだそうです。

結局のところ、肝心の出展の方は、残念ながら期待した層の来場者はあまりおらず、お役にたてなくて申し訳なかったのですが、大学としても初めての参加ということで、仕方ないところもあります。
何にせよ、やらないでおとなしく黙っているよりは、積極的に飛び込んでやってみる方が、はるかに意味があると思います。

帰りは地下鉄からJRに移動する効率よいルートを見つけたので、次に仙台市博物館に行くときは、もっと楽ができるでしょう。
参加された皆様、おつかれさまでした。

夜は大学に戻り、卒論の指導。
4年生も必死なんだから、こちらもできるだけ応えてあげないと。
それが当たり前だけど、指導教員というものです。
終電になる前に帰ります。自分にもおつかれさま。
まずは今日1日の余談から。

朝一で白河市のまほろんで開催されている「よみがえる文化財」展を見学。
まだ終わったわけではありませんが、多くの仲間たちが、そして時には自分もその中で一緒に取り組んできた4年余の文化財レスキューの姿が、そこに凝縮されていました。
そして、なぜ文化財レスキューが必要なのかを、被災文化財を通して訴えかけてくる、すばらしい展示でした。
さすがH課長です(笑)。
最後のメッセージ欄は、自分がセンターであるばかりでなく、他の方に比べて分量も長く、紙も大きく、やや作為的なものを感じましたけど(笑)。
きっと史料ネットの代表としてこれからもがんばれと、発破をかけられたのでしょう。

その後、H課長に誘われて、那須にまで足を延ばし、黒羽芭蕉の館の「関ヶ原合戦と那須衆」展を見学。
これまた面白い展示でした。H課長、有難うございました。
福島だけを見ていてはだめで、南奥の歴史をわかるには北関東のこともきちんと勉強しなければと痛感。

昼前に大学に戻り、午後は教員会議、そして演習ガイダンス。
2年生はこれからゼミ見学などを経て、3・4年の専門演習のゼミを決定します。
また今年も、ゼミ生が来てくれるのかと不安な日々。
さすがにもうゼロという心配はないと思うけど、はたして何人来てくれるのでしょうか…。また胃が痛くなってきました(笑)。

さて、やっと本題です。
今回も、桑折町のC家、いわき市のD家、そして飯坂のE家の3つを並行して記録整理することにしました。

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さ・ら・に。

今日は遺跡調査課のNさんが来てくださり、津波を被ったD家資料のうち、カビの発生している可能性のある状態の悪いものを、乾燥している冬場のうちにクリーニングしようというご提案をいただきました。

まずは人体への悪影響を避けるため、マスクを二重にし(表面は高性能の防護マスク)、ゴム手袋を着用します。

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ついで、埃や泥、カビの落とし方について、お手本を見せていただくとともに、懇切丁寧に指導していただきました。

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何となく選んだ(失礼)3名でしたが、指導教員の見る目があったのか(?)、短期間でコツをつかみ、刷毛だけでなくヘラ、ピンセットを巧みに使いこなしているでありませんか!
いつもそうなんですが、うちの学生たちは呑み込みが早いんですよね…。これにはいつも驚かされます。
一心不乱にクリーニングに取り組む後ろ姿は、職人のような雰囲気を醸し出していました。
3人の見事な手さばき?をご覧ください(といっても、わかんないでしょうけど)。

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クリーニングはどうしても手間と時間がかかるのですが、あらかじめやっておくと、その後の記録整理作業が相当スムーズになります。
学生たちにとっては、いい実習にもなります。
Nさん、またお時間があれば、ぜひ指導にいらしてくださいね。
よろしくお願いします。
突然ですが、ご案内です。
BS TwellV(トウェルビ)にて放映されている『未来の教科書』の第110回『歴史はよみがえるのか?~震災で失われたもの~』が放送されます。
宮城資料ネットに焦点を当てた番組となっていますが、その流れの中で、かくいう自分も取材を受けました。
慣れないことで下手な受け答えだとは思いますが、それでも福島の現状について一所懸命話したので、少しは取り上げてもらえるかもしれません。
よろしければぜひご覧ください。
BS放送が見られる環境であれば視聴できます。

12月5日(土) 6:30 ~ 7:00
12月5日(土) 27:00 ~ 27:30(再)
今年度3回目、通算5回目の、富岡町の被災資料記録整理作業です。
いつもは福大教員・学生と富岡町の関係者で行っているのですが、今までがんばってきてくれた4年生がさすがに卒論の追い込みの時期ということもあり、大幅な戦力ダウンとなりました。

それで…ということもないわけではありませんが、今回は初めての試みとして、ふくしま史料ネットとしてボランティアの募集をかけさせていただきました。
平日の昼間にもかかわらず、いつも福大での整理作業に来てくださっている方、東京など遠方からわざわざお越しくださった方など、4名にご参加いただきました。
おかげで20名近くで作業にあたることができました。

20151201富岡町被災資料整理b (8)

いつも通りにてきぱきと準備を進め、早々に作業にとりかかります。

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今回も、封筒への仕分けと整理番号付与→写真撮影→目録作成→封筒詰めの手順です。

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今日は2軒のお宅の資料を整理しました。
1件目の資料は算術に関わる資料が多かったのですが、当然のことながら数学記号は使われていませんので、ますます頭を悩ませてしまいます(笑)。
ただ、今回は目録を作成するのが目的であって、中身を解き明かすことにあるのではありません。全くの杞憂でした(笑)。

目録を取るのは初めてというボランティアの方もお出ででした。
いつもはデジカメ撮影をお手伝いしていただいているので、目録作成という、全く違う作業にかなりとまどわれるかと思いましたが、やはり意識の高い皆さん、すぐにやり方を覚えていただけたようです。
目録取りはお手のものという専門家にも来ていただけたことで、作業場にもどことなく安心感が漂います。

今回は「広報とみおか」の担当者がずっと取材のカメラを回していました。
いずれ何かにお使いになられるのでしょうか。
そんな担当者さんも、後半は一緒に目録作成をお手伝いしてくださいました。

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もう1軒のお宅の資料は、解体寸前のところでレスキューしてきた資料なんだそうです(すいません、よく聞いていなくて、うろ覚えです)。
そのせいか、まだ土ぼこりがかなりついていたので、クリーニングをしながら仕分けをしてくれました。とても助かります。

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後半は絵葉書類が多かったので、かなりの点数の目録を取ることができました。

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今日も一日、充実した作業となりました。
いつもながらの富岡町歴史・文化等保存プロジェムトチームの皆様、学生のみんなに加え、初めてご参加いただいたボランティアの皆様、おつかれさまでした。
次回は年明けになると思いますが、またよろしくお願い致します。

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