今回はいつもの専門演習ではなく、2年生のゼミの話です。

行政政策学類では、1年次に教養演習、2年次に法学・地域と行政・社会と文化の3専攻に分かれ、専攻入門科目という演習で学びます。
わたしはこれまで、実習等のノルマで手いっぱいで、1・2年次の演習を担当することはなかったのですが、今年度は初めて2年次の専攻入門科目を担当することになりました。
しかも、後期は徳竹先生という、歴史教員がペアを組む初めての試みです。

半年間のわたしの担当分では、戦国大名伊達氏の分国法『塵芥集』を読んでみることにしました。
せっかくなら身近にある伊達氏ゆかりの地に学生たちを連れていきたいと、地元の文化財担当者にお願いして見学に出かけることにしました。
地元の研究者を紹介するいい機会でもあるので、初めての大学院生であるAちゃんも連れていくことにしました。

朝9時前に福島駅を出発し、まずは桑折西山城へ。
昨日の雨で天気が心配されましたが、幸い曇りで、何とかもってくれそうです。
ご案内は桑折町の井沼さんです。

大手口から大手門跡を経て、本丸へ。

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ここで伊達盆地を眼下に眺めながら、伊達氏の歴史桑折西山城について、井沼さんの説明を受けました。

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せっかくなので学生たちの集合写真を。

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続いて大手門跡に戻り、そこから戊辰戦争時に築かれた台場を見学。

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さらに中館・西館へ。
土塁と堀からなる中世の城とはいっても、学生たちにはなかなかイメージしてもらえないだろうなとは思っていましたが、ここでようやく、中館の西館の間につくられた深い堀が登場。といっても、稙宗の時代ではなく、戦国末期にあらたに増築されたものだそうですが…。

土塁を堀底まで降りて、堀底から高くそびえたつ土塁を眺め、さらに反対側の土塁によじ登るのは、城攻めにあたる戦国武士さながら?の経験でした。

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さらに進むと、枡形状の虎口へ。
ここもいったん下りてみて、今度は城の外から攻め寄せる戦国武士の気分で?虎口を攻め上ってみました。

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西山城から下山し、昼食は「うぶかの郷」にて。
さんざん山歩きした後なので、昼食がさらに美味しく感じられたことでしょう。

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続いて伊達郡役所で関連展示を見学し、みんなで記念写真。

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今度は一路梁川城へ。ご案内は伊達市の今野さんです。
昨年度まで発掘の行わわれていた小学校跡地にて説明を受けました。

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その後、近世になって築かれた大きな土塁や水堀を見学。
途中から案内役が城マニアの井沼さんに代わっていましたが…(笑)。

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時間があったので、保原の歴史資料館を見学。
最後は亀岡家住宅の前で集合写真を撮って終了しました。

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多くの学生たちにとって、おそらくは初めて見たであろう中世の城跡はどんなふうに感じられたでしょうか。
石垣の近世城郭に比べると、城と言われてもピンとこないかも知れませんが、土塁や堀がよく残っていて、虎口や馬出しなどの特徴や理由がわかってくると、だんだん面白くなってくるものです。
何にせよ、せっかくの日曜日を使っての見学でしたから、大いに楽しんでもらえたのなら幸いです。
井沼さん、今野さん、お世話になりまして有難うございました。またの機会によろしくお願い致します。
3度目となった、春恒例の日帰りゼミ旅行ですが、例年なら5月に行くはずのところ、諸事情により早くも4月に行くことになりました。
今回は、初回と同じ岩手県平泉、言わずと知れた世界文化遺産、奥州藤原氏の浄土文化のまちです。
隔年にしようか、毎年好きなところにしようか迷っていたのですが、圧倒的賛成多数で決まりました(笑)。

2年前の平泉はあいにくの小雨模様でしたが、次第に晴れ間が見え、結局はいい天気に恵まれました。
今回は、数日前から雨の予報、近づくにつれて曇り、当日は曇りのち晴れの予報となっていましたが、どうなるでしょうか…。

予定通り平泉駅で集合し、まずは毛越寺へ。
団体さんの来ない空いているうちに、手っ取り早く集合写真。

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平泉はちょうど桜の季節だったんですね。しかも街の至る所に咲いています。
福島は半分くらい葉桜になりかけている感じなので、偶然とはいえ、いい時期に来られて、とてもラッキーでした。

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今年も祈願で鐘をたたく青年が一人。
煩悩にまみれた彼は一心不乱に何を祈願したんでしょう。

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観自在王院跡でも桜を楽しみつつ、平泉文化遺産センターへ。
こちらも桜に魅了され(何をしに行った?)、思わず集合写真を。
もちろん、展示でしっかり予習させていただきました。

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文化史ゼミの旅行の真骨頂は、とにかく歩きまわること(笑)。
新しい仲間たちも、このゼミ旅行でその洗礼を受けることになりました。

中尊寺の前まで歩いて、各々分かれて昼食へ。
結局は教員、男子、女子の3グループに分かれたみたいですが、学生同士は仲良く楽しくやってたみたいです。
教員はプチ贅沢に前沢牛付きの昼食(・ω・)

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予定通りの時間に再び中尊寺前で集合し、いざ金色堂へ。
団体写真を撮ってもらい(もちろん有料)、あとはしばらく自由散策。
それにしても、相変わらずおみくじの好きな学生たちです。

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高館で景色を堪能したのち、無量光院跡で、福大考古学OBの島原さんと待ち合わせ。

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ここからは無量光院跡、平泉館(柳の御所)跡をご案内いただきました。
発掘成果に基づく丁寧なご説明をいただき、ありがとうございました。

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後輩たちということで、いろいろなアドヴァイスや苦心談もお話しいただきましたが、実はこういう社会人の先輩たちのお話しこそが、生きた学びなんです。
これは公○員講座のようなところでは絶対に学べません。自分独りでどれだけ努力したって、座学では得られない学びです。
こういう話に真摯に耳を傾けて、自分が社会に出るとはどういうことなのか、どういう目的をもって社会に出ようとするのか、今まなんでいることとどう結び付けていくのか、自分なりの受け止め方で活かしてもらいたいと思います。
それはもしかすると、社会人になってからわかることなのかもしれないけれど…。

柳の御所資料館で島原さんとお別れし、どこでgo▽△le mapという文明の利器を使い誤ったのか、めちゃくちゃ遠回りをしてしまい、ぎりぎりセーフで平泉駅で電車に乗れました。
一ノ関駅で解散し、有志で食事へ。
目ぼしいお店はなぜかどこも貸し切り状態で、何とか入れたお店で、食事だけのつもりが結局懇親会に(笑)。
でも、新しい仲間たちととっても濃い(笑)、楽しい交流の時間になってよかったです。
地元のB級グルメらしき一ノ関ハラミも美味しかったです。

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新しい仲間たちにとっては戸惑う場面も少なくなかったかもしれません。
でも、4年生たちの親しみやすさとやさしさ、そしてユーモアに和む場面も多かったと思います。
とりあえずスタートの仲間づくりの第一歩は上々の滑り出しだったので、教員の役割は、今回の旅で新たに生まれた伝説を後世に語り継いでいくことでしょうか(笑)。
もう先週の話になりかけていますが、3連休の日祝という、よく考えてみたら聴講者にも関係者にも迷惑な日程で、全5回のうち最後の4・5回をつとめてきました。

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特に祝日の午前中はいい天気で、白河に優に10回以上は足を運んでいるのに、初めて(!?)小峰城跡を散策してきました。
東日本大震災の爪痕はまだまだ残っており、いたいたしいものがあります。

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この白河サテライト講座、依頼されるまでその存在すら知らなかったというていたらくでしたが、もう十数年続いているのだそうです。
聴講者有志と懇談する機会があったのですが、中には初回からずっと参加されている方もおられるそうです。
毎年さまざまな分野の教員が講師として登壇しているようですが、テーマに関係なく、何でも意欲的に受講されている方が少なくないとのことで、その学習意欲の高さに驚かされます。
白河は大学教育へのニーズが高いということは事前に聞いていましたが、あらためて生涯学習への関心の高さと熱心さに敬服する思いでした。

1回目は中世で地元の結城白河(白川)氏を取り上げ、研究によってどこまで明らかにされているかをお話しさせていただきました。
2・3回目は人間発達の小松先生にご担当いただき、4・5回目をお引き受けしました。
当初の依頼では「歴史とまちづくり」がテーマでしたので、4回目で歴史資料保全活動、5回目では、国見町での経験と実践についてお話しさせていただきました。

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初回の反応を見ていて、やっぱりオーソドックスな戦国の話がよかったかなといささか後悔していました。
しかし、熱心に聴いてくださった様子や、こちらの期待以上の受け止め方をしてくださったことがアンケートから伝わり、結果的にはやってみてよかったと、胸をなでおろしました。
さらには、授業準備をする中で、自分なりに頭の中を整理し、これから先を進んでいくための自分の立ち位置を確認することができました。
かえっていい勉強の機会を与えていただいたなと、感謝しています。

4・5回目はスライドをふんだんに用意したのですが、いつもよく使っている、相馬市内の一時保管場所での「バケツリレーでの搬入」の写真に登場する学生の一人が、奇遇にも市の担当者の一人となっていました。
その当時、博物館実習を履修していたのですが、自ら参加を申し出てくれました。
行政政策学類のブログにも、当時の様子が書かれています。
彼女はどんな思いで小生の話を聞いてくれたんでしょうか。

奇しくも昨日は卒業式でした。
こうやってゼミ生、縁あって関わった卒業生たちが福島県内の随所で活躍していくことへの期待感とともに、そうした人材育成に関わっていくものとしての責任の重さも痛感しています。
2017.03.25 2016年度卒業式
金曜日の福島は、朝から雪が吹雪いたり、かと思うと眩しいくらいの春の陽気になったりと、変化のめまぐるしい一日でした。

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そんな中、福島大学の卒業式があり、我がゼミもやや予定外(予想外)な事態もありつつ、6回目の卒業生を無事に送り出すことができました。

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振り返ってみると、1回目は一番の贅沢者(笑)。

2回目は、放っておいてもこれだけしっかり卒論を書いてくれるのが福大生なんだと、指導教員に誤った認識(笑)を植えつけた子たち。

3回目は、実はそうでないのが大半であるという当たり前の現実を前にして、指導が至らなかったことを今でも悔やみ、申し訳なく思っている子たち。

4回目は、妙に子どもっぽくて、おしゃべりで、不思議なくらい仲よくて、今に至る学生たちとの距離感や、卒論指導のかたちを一緒に作ってきた子たち。

5回目は、頼りなくて、涙もろくて、心配ばかりかけさせて、だから卒業した今でも心配な、でも人間的に一番深く付き合ったであろう子たち。

そして6回目。
それぞれがしっかりしている、わりとできる子たちというイメージがあって、でも実はそれぞれ、そうでもなかったという(笑)子たちなのかな。
どこか抜けてたり、甘かったり、ずれてたり、いざというときに頼りなかったり、とか。
でも、そんな人間臭さもコミコミで、やっぱり今年も大切で大好きな卒業生たちとして送り出すことができました。

2016年度ゼミ仲間としての証とともに、あらためて卒業おめでとう。

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大学の授業期間および正規試験期間は終了しましたが、3年生の自由研究発表がまだでしたので、2日間に分けて実施しました。
今年に入ってから、3年生だけのゼミも回を重ね、だいぶ違和感がなくなってきました。

年度内最後ということで、いただきものも休憩時間に大放出?です。
まずは、わたしの頭の上がらない方(笑)からの下賜品。
名古屋名物はさまざまなれど、近年よく見聞きするようになった、小倉トースト風のお菓子です。

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こちらはTっくん(笑)のふるさとの味。

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そして、卒業も決まっていないのに(苦笑)早くもゼミ仲間で卒業旅行にいった4年生からのお土産。

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卒論発表会でいただきながら分けきれなかった菓子類もみんなで山分けしました。どうもごちそうさまでした。

終了後は恒例の3年生とだけの打ち上げ。
今回はいつもと趣向を変えて、年末の福島餃子を楽しむ会の再チャレンジに。
いつ食べても美味しいです。大好物です(・ω・)

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突然の一発芸といいながら、この男は何をしたかったのでしょう(笑)。
すっかりいじられキャラとなってしまいましたが、それでも愛すべき(?)奴です。

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それはさておき、2017年は就活に卒論にと多忙で、それぞれの人生にとっても大きな意味を持つ1年になるでしょう。
今までの卒業生たちと同じように、本来の大学生らしく学問を大事にしながら、ぜひ自分の力で未来を切り開いてください。
来年度からは後輩だけでなく、初めて大学院の先輩も迎え入れることになりました。
ゼミの先輩として、新4年生のみんなの力に頼る部分が何かと多くなりますが、あらためてよろしくお願いします。

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